自転車盗難事件  2000年11月のある日

今朝の事である。息子が学校に行こうとしたら、玄関横に置いてあった自転車が盗まれていた。自動車盗難にあった馬鹿な親と同じく、懲りもせず鍵はかけていなかった。今更鍵をかける必要ない程、その自転車はボロボロであった。それは、ママチャリでなく、ババチャリであり10年前くらいの年代物。我が家には10万円位の外国製のマウンテンバイクや1年前に購入したママチャリがあるのに、高校2年生の息子は、なぜかババチャリがお気に入りであった。

いくらボロでも以前はちゃんと鍵をかけていたが、年々ボロクなり(本当にこれでも動くのかと言う程のボロボロ)いつの間にか鍵をかけなくなったらしい。8月には私の車の盗難事件、そして最近では、近所の友人宅で包丁泥棒事件などがあった。セキュリティーを万全にしようと、思い切って10月下旬に防犯カメラの設置、そしてセコムも導入をした。

カメラ設置代だけでも25万以上かかり、セコム契約料は毎月15000円位かかる。何かもったいないと感じていた。そんな矢先の自転車盗難であった。何で泥棒のために毎月15000円ものコストを・・と思うと、掛け捨てには勇気がいった。玄関にはセコムと防犯カメラ設置のシールがベタベタ貼ってあったのに、またこんな目にあうとは信じられない思いである。

この3ヶ月で毎月5〜6件の車上狙いの事故が起きている。昨日も私のパソコンの師匠がその被害にあった。七五三のお祝いの日に、しかも白昼の出来事であったそうだ。もちろん、施錠もちゃんとしてあったが、ほんのわずかのすきにガラスを割られ、被害にあったということである。

“人を見たら泥棒と思え!”本当に住み難い世の中になったものである・・・。


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