「愚息のTM入社のご挨拶」 平成19年4月

名刺

拝啓 早春の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて私事で恐縮ではありますが、本年3月31日付けで三井住友海上火災保険株式会社の後継者制度研修生の規定の業務成績及び資格取得の達成が出来まして、無事卒業退職致し4月1日付けで(有)TMネットワークに入社致しましたことをご報告申し上げます。

昨年3月浜松大学の経営情報科を卒業致し社会人として右も左もわからず、保険のホの字もわからないまま三井住友海上火災保険株式会社に入社させていただきました。
当時全国各地からで約100名の研修生(内後継者20名)が入社致し1年間を掛け保険の勉強をして参りました。入社時の千葉県の研修センターでの1週間の研修では全国各地の同期の仲間も出来、皆なで夢を語り合いながら楽しいスタートでした。
しかしそんな楽しい時期は一瞬なことでその後の繰り返される研修ごとに不安は募るばかりで苦痛な毎日の連続でした。
小学校、中学、高校、大学時代の友人達にも保険の話はさせていただきましたが、結局は誰にも相手にされず、規定の業務成績を達成出来たと申し上げましたものの現実的に大学の先輩からの医療保険の契約を1件いただけただけで実際はTMネットワークのお客様からのご理解、ご協力のご援助での達成で現実の厳しさを痛切に感じるだけの辛い長い1年でした。

昨年夏頃から事故処理は父との同行で10件以上事故現場の実践的対応の仕方を学びました。そんな中昨年の11月頃一人で豊川市内を回っている際に偶然にも起きたばかりの交通事故があり、勇気を出して事故処理のお手伝いをさせていただきました。被害者の方は私の祖父くらいの方でその際も喜んで下さり、人助けと言うよりも自分自身の体験としていい勉強が出来たと思っていました。
そうしましたところ偶然にも私の研修生最後の日である3月30日の午後3時頃にその方が名刺の自宅をご覧いただいたのか突然私のところにお越しいただいて「遅くなったがやっと示談が出来きたのことの報告と、あの時は本当に不安で地獄で仏に会った思いで本当に助かった。そして今時の若者に貴方みたいな人がいることが嬉しくてどうしてもきちんとお礼を言いたくて」と高価なお菓子を持ってお越し下さいました。
私にとっては不甲斐無く自信喪失的な1年の最後の最後の日にこんな嬉しいことはなく、逆にこちらが、涙が出る程に感動致し感謝申し上げることとなりました。

実績のない私ではありますが保険は本当に奥の深い仕事でこの先も不安ばかりではありますが4月からは父の下で、選ばれる代理業を目指し精進致す所存です。

今後共よろしくご指導ご支援下さいますようお願い申し上げます。

取り急ぎ1年間のご報告と(有)TMネットワーク入社のご挨拶にて失礼致します。

敬具
平成19年4月吉日
(有)TMネットワーク
      水田 真史
名刺

名刺裏
 
  

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