♪昴すばる♪

ちょっと辛口ですが・・・保険を舐めるな!!

(2001年10月24日 曇)

自動車保険の保険料の支払い方には、一括払い(年払い)と、分割払い(月払い)の二つの方法を選択できる。一括払いは、契約時に一年分を支払っていただくので、保険保守上何の問題もない。問題は、口座引き落としの分割払いのご契約者の中で、毎月きちんと引き落としが出来ない人である。保険に加入していても、預金不足により引き落とし不能になると、その時点で保険が無効になってしまうのである。

すなわち、事故が起きても保険で補償が出来なくなってしまうのである。といっても、猶予期間はある。保険会社のルールで1ヶ月目に引き落としが出来なくとも、翌月に2ヶ月分の引き落としが出来れば通常扱いとなる。2ヶ月分が引き落としが出来ない状況になると、その時点で本当に無効になってしまう。その口座からの引き落としも停止状態となる。

世の中カード・ローン時代であるが、これらの毎月の決済により預金不足になり、保険料引き落とし不能などならないように、自身でしっかりと口座の残高管理をするべきである。当事務所において、このような2ヶ月連続引き落とし不能で、保険が無効になったケースは過去にたった1度ある。幸いにもその事故は自損で、相手もなく本人の自業自得で当事務所にクレームが入る状況にはいたらなかった。

 

 

全国の同業仲間に聞くといろんな実例がある。先日もある仲間から連絡があり、約300万円の損害支払いの事故があったそうだ。しかし、保険が無効状態にになってしまい、正常にに機能しなかったそうだ。我々代理店は声を大にして言いたい。事故が起きても保険が無効状態で、しかたなく自腹を切るお金があるなら、日頃きちんと保険料が引き落とし出来るよう管理して欲しい。

代理店にとって保険が使えず、役に立たないこと程空しいことはない。どれ程後味の悪いことか・・。もう少し代理店の立場を考えて、保険を舐めずに、保険料支払いの意識をもっと強く持って欲しい。『きちんと保険料が引き落としの出来ない契約者はお客様ではない。』 『金さえ払えば客だ!』なんて思い違いも甚だしい。自分の保険は自分で管理の時代だ。

たまに間違いで引き落としが出来ないことは誰にもあることだ。引き落とし不能常習の契約者に、この「水田の独り言」を是非読んで欲しいと思う。平気で飲酒運転する人、「高額な罰金払うお金があるのなら、タクシーで帰ったら?」・・ タクシー代がもったいないなら、「お酒は家で飲んだら?」・・。我々はそんな人の尻拭いは出来ませんよ!!


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