ちょっとかたい話ですが・・「生涯学習」
2002年7月10日

保険業界の資格である「保険代理士」の認定試験を受けた。落ちたら恥ずかしいので誰にも言ってなかった。保険大学のカリキュラムを通信教育で2年間受講し、その後でないと受験できない試験である。この年令になって勉強しても集中力もなく、頭にもまったく入らない。放り投げだしたい心境に幾度となく陥った2年間であった。


認証バッジ

(1) 「顧客・消費者」に信頼と安心を与える専門家 
(2) 保険会社と円滑な取引を行い信頼関係にある者 
(3) 同業者からも高い評価を得られる者 
(4) 自ら高度な専門家としてたゆまぬ努力をし続ける者 

試験前日も、早起きして勉強しょうと早めに寝た。しかし、こんな時に限って深夜に事故が入るものである。予定が狂い勉強をやめてしまおうかとも思ったが、老体に鞭打って何とか根性で頑張った。結果はしばらく後でないと出ない。自己採点ではほぼ合格出来たと
思う。受講料もそれなりに掛かっているので、もし落ちたらどうしょう、勿体ないな・・・。

 

保険大学とは、社団法人「日本損害保険代理業協会」が運営し、「保険代理士」の認定試験もおこなっている。保険代理士は近い内には国家資格になるだろうと言われている。私の事務所は損害保険業界では最高位の特級代理店の認証をいただいている。豊川市内では、当事務所の1店のみである。この「保険代理士」の資格も地元では、まだ誰も持っていない。自分が一番に取ってやろうと2年前からチャレンジした。

日本代協保険大学が

目指す代理店像

近年「生涯学習」という言葉を耳にし、自分も生涯学習のつもりでやってみようかと思い立ち、この勉強を始めた。通信講座で受講していたこの2年間は、どこの誰が「生涯学習」などと言ったか知らないが、余計なこと言わないで欲しい。この言葉を聞かなければよかったと思う程、辛い心境にもなった。何でこの年になって自分だけこんな辛い思いをして勉強しなければならないのか・・?・・。

これも自分の負けず嫌いな性格を恨むしかないのか、本当に辛かった。試験結果は現時点はまだ出ていないが、もし合格していなくとも、合格するまで一生受け続ける覚悟である。それこそほんとうの「生涯学習」そのものであると思う。


水田のひとり言トップページ    ホーム